2008年 08月 15日
私のロッキー
1995年10月29日生まれのロッキーは、翌年2月に我が家にやって来た。
母(姑)の付添看護で病院に寝泊まりするという生活をしていた私。
つい・・夫に、『家にぬくもりが欲しい!』と叫んでしまったある週末、
『犬はぬくいぞー』という夫の手に抱かれたロッキーがやってきた。
ロッキーの小さい時は、まだデジカメもなく、記録は写真のみ。
まだ、ルークの来ていなかった頃。車も、今のロッルー号ではない。
2004年9月、ロッキーの悪性腫瘍が発見された。
手術で摘出しても、余命は数か月・・・と宣告された。
もうロッキーなしでの生活を考えられなくなっていた私は
ドッグカフェ「メイドリーム」で泣き崩れていた。
そんなとき、メイドリームで、ルークの実家の方と出会った。
2004年10月10日生まれのルークを、我が家に迎えることにした。
そして・・・
ロッキーは、まだ生後2か月のルークの子育てに没頭し、
癌と闘い、癌に勝った。
ロッキーは、ルークを放さない。
ルークは、ロッキーから離れない。
どちらかが叱られると、二人で物置部屋にこもってるし。
ルークのガウガウ攻撃も、我慢して相手してやってるし
私たちには最高の幸せ。
そして、ルークの親兄弟たちとの親戚付合いが始まり、
ネットで知り合ったワン友さんとの、わん連れ旅行を、楽しんだ。
ロッルー号は、ワン友さんに会うために、ロッキールークと共に、走った。
たくさんのたくさんのお友達が出来た。
しかし・・・
2006年夏、ロッキーの癌の再発が見つかった。
今はもう、腹部リンパから、肝臓、その他の内臓まで、転移している。
段々段々、抗がん剤が効き難くなってきているようだ。
何度も何度も、「危ない」時を迎えた。
ここ数か月、やせ細り、立てるのがようやっと・・・
でも・・・ドッグカフェ「メイドリーム」に行けば、ルーク達の若者たちと一緒になってニコニコと走ろうとしている。
ルークと一緒であれば、残された元気が発揮される。
この穏やかな笑顔を、病気のためとはいえ、消したくない。
ロッキーの身体が動くまで・・・、立てろうとする気力があるまで・・・
ロッキーとルークの笑顔を見ていたいと思う。
by ro-lu-leon
| 2008-08-15 15:31
| ロッキーのこと