ロッルーレオンと 時々私 roluleon.exblog.jp

ゴールデンレトリバーのロッキー(2008.9.24お空組に)とルーク(13才)とレオン(8才)と、ロッルー父と母の日記です


by ロッルー母
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「虹の橋」

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この9月24日水曜日午後2時50分
ロッキーは、息を引き取りました。

憎き癌は、
おなかのリンパから肝臓に至り、肝臓の機能を破壊し、
その他の内臓まで・・・ロッキーの身体を蝕んでいました。
35㌔あったロッキーの身体は、わずか20㌔となっていました。
骨格や関節の形まで、手で確認できるほどに痩せて・・・

今から約1ヶ月前
『もう数日の命です』とお医者さまから告げられ、
私の前には、今日明日のうちに逝ってしまうのではないかと思われるほど、衰弱しきったロッキーが居ました。

もう点滴をすることも出来ず、何の処置をすることも出来ないという日々が過ぎました。
ロッキーは、頑張りました。生きました。

死に逝く前の約2週間
食べ物をまったく口にすることが出来なくなり、
歩く力も立つ力もなくなり・・・
そして
死に逝く3日前から、
スポイドや脱脂綿に含ませたお水さえ、飲み込む力もなく・・・
私の呼びかけにも応じることなく、身体を揺り動かしても何の反応もなく・・・
ただただ、力無く息をしているだけ
そんなロッキーを見るのが、ほんとうに、つらかった。
ほんとうのところ、早く安らかになってほしかった。

それでも、ロッキーは、生きたのです。
9月24日午後2時50分、
「ロッキーが力尽きました」とは、言いたくありません。
ロッキーは、生き抜いたのだと思います。


愛するワンコを亡くし、哀しみにくれる飼い主のための「言葉(詩)」があります。
「虹の橋」と言います。
ここに、紹介したいとおもいます。

『虹の橋』(第1部)
天国の、ほんの少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。
この地上にいる誰かと愛し合っていた動物は、死ぬとそこへ行くのです。
そこには草地や丘があり、彼らはみんなで走り回って遊ぶのです。
食べ物も水もたっぷりあって、お日さまはふりそそぎ、
みんな暖かくて幸せなのです。

病気だった子も年老いていた子も、みんな元気を取り戻し、
傷ついていたり不自由なからだになっていた子も、
元のからだを取り戻すのです。
・・・まるで過ぎた日の夢のように。
(以下、省略)


そして、「第3部」として、以下の「言葉」があります。

『雨降り地区』(第3部)
こんな風に、幸せと愛の奇跡に満ちている、「虹の橋」の入り口に、
「雨降り地区」と呼ばれる場所があります。
そこではいつもシトシト冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも・・・。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。
死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。
動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。


信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから・・・。




私は、ロッキーを「雨降り地区」には居させたくありません。絶対に!
私たちは、大好きな兄を亡くしふさぎ込んでしまったルークを、守らなければなりません。
泣けません。哀しみに浸ることは、出来ません。

でも・・・今は・・・
私の頭の中には、あの苦しそうなロッキーの息づかいしか残っていません
ロッキーの身体を抱きしめたい。あのロッキーの毛の感触を感じたい
あのロッキーのにこやかな穏やかな顔を、両手で包みたい・・・

こころが、くだけそうです。
by ro-lu-leon | 2008-09-28 12:35 | ロッキーのこと | Comments(16)

父の哀

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いつもは、
あんまり感情を表に出さないロッルー父。

私が仕事を休めないから、
毎日、日中のロッキーを看てくれているロッルー父。

つい先日の夕方、私が家に帰り着く前に、
「今な、メイドリームに来てるんや。ルークがあまりにも元気がなくってなぁー」って・・・

ロッキーひとりを家に残し、出かけるなんて!って怒りそうでしたが、
責めることは出来ませんでした。

実は
ロッルー父の心も、いっぱいいっぱいです・・・
ルークの元気がない、っていうのは、口実で、
ロッキーを見ているのが辛かったのだと思います。

ロッキーは、私たちが育てた初めての子供です。
ロッキーは、
私たちの結婚生活、家庭生活のつらさ、苦しさを、
すべて知ってくれています。

ロッルー父は、こんな情緒的なことを嫌います。
でも・・・
ロッキーが私たちにとってかけがえのない家族であったことを、
彼が、私以上に感じていることを、私は知っています。
彼が、私以上に心優しいことを、私は誰よりも知っています。

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今日は、土曜日です。
ロッキーとルークを連れて、ドッグカフェ「メイドリーム」に行く日です。
でも、もう今日からは、ロッキーは私と家に残ります。
ロッルー父は、ルークだけを連れて行くことを、躊躇しているようでした。

でも、私は言いました。
「ルークだって、メイドリームで遊びたいわよ!お願いだから連れて行ってあげて!」

「今から帰るよ」っていうメールが、先ほど届きました。

ロッルー父の心が、少しでも晴れてくれてたら・・・・
それが、私の気持ちです。
by ro-lu-leon | 2008-09-20 18:58 | ロッキーのこと | Comments(8)

ジャズと私。

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私がジャズを知ったのは、20代中頃。
ロッルー父の影響でした。
当時は、あんまり、ジャズのリズムやメロディーがしっくりこなくて・・・

でも、30歳を過ぎた頃、
いろいろな辛いことや、哀しいこと、切ないことを経験して来だした頃、
ロッルー父がLP盤からダビングしてくれたカセットテープを手に取るようになり・・・

ロッルー父が聴く奏者は、
オスカーピーターソン、カウントベイシー、ビルエバンス、バドパウエル、チックコリア、などなど、古い古い曲でした。

その古い曲の、
心地よい音、心地よいリズム、心地よいメロディーに、
ガサガサしていた心が、浸り・・・
哀しみや辛さに、
静かに穏やかに、耐えられるようになり・・・
それでいながら、
心地よい音、心地よいリズム、・メロディーに、
心の奥底に笑みが浮かぶような・・・


昨日から、ロッキーの介護ベルトを手縫いしています。
もう、ロッキーは、一人では立てません。
立ち上がらせても、一歩歩くのも、困難になりました。
以前から、レトリバー専門店からネットで注文した「介護用歩行補助ハーネス」を、高いお金を出して購入していましたが、
今の、痩せ衰えたロッキーには、使えません。

もう、手作りしかないと考えていましたが、
もう一日の猶予もなくなり、
昨日から縫い出しました。
ロッキーの身体に当てながら、何度も何度も縫い直しました。

心が重く、つらく、身体全部が押しつぶされそうでした。

でも・・・ふと、思い立って、ジャズのカセットを手に取りました。

今、カウントベイシーとビルエバンスを聴いています。

もう少しで、出来上がります。
間に合って良かった。
by ro-lu-leon | 2008-09-15 12:53 | 日々のこと | Comments(16)

生きて

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ねぇー ロッキー
3週間前の今日、
あなたに、母さんはね・・・
「もう頑張らなくていいから・・もう無理しなくていいから・・・」って言ったの、知ってた?

あの時は、もう次の日はダメだと思うくらいだったのよ

でも、あなたは頑張ったわ。
生きてる。

顔の相だって変わってしまって
もうご飯もほとんど食べれない
点滴も出来なくなって
あなたは歩こうとしてるけど、ほんとは無理なのよ

でも、あなたは生きてる
母さんの顔をちゃんと見てくれる

あなたの癌が見つかって、摘出手術をしても3ヶ月もたないと言われて、もう4年。
ルークを迎えて、あなたは本当に元気になった。
抗がん剤の副作用にも打ち勝った。
そして、再発して、もう2年。

それでも、いろんなところに行ったわね。
ワン友さんに会いに、いろんなところに行ったわね。

3週間経って、
この前の母さんの言葉、撤回します。

生きて。
お願い、生きてください。
by ro-lu-leon | 2008-09-12 12:33 | ロッキーのこと | Comments(10)

子育て

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横たわっているロッキーに目を落とし
ロッルー父がつぶやきました。

『ロッキーには、なんにも、してやれんかったなぁ』

どういうこと?

『しつけ教室にも、行かせてやれんかった・・・』

なにを、いまさら・・・と思いながら、
その日から、なんとなく、ずっと心に残っているのです。

私たちは、ロッキーやルークに対して、どのような接し方をして来ただろうか・・・
そんな私たちを、あの子達はどのように受け止めているのだろうか。

確かに、ロッキーには、躾らしいことは何もしていません。
ロッキーを我が家に迎えた頃は、
私たちに、そのような知識も無かったし、それを知るような環境にもありませんでした。

お散歩の時には、引っ張られもしました。何回、転ばされて怪我したことか・・・
ロッキーは、躾用語の、「ツケ」も知らなければ、「マテ」も知りません。
それに・・・
家の中では、あらゆるものを破壊して来ました。

でも・・でも・・ 
なんにも教えなくっても、
「車が来てるわよ。横に寄って♪」
「ゆっくり歩いてよ!母さんが苦しいでしょ!」
他のワンコや子供たちが横を通るときは、「さぁ、お座りしてて♪」
いつの間にか、フツーに声をかけるだけで、
ロッキーは、誰にも迷惑をかけないような、楽しいお散歩が出来るようになっていました。

それに・・・
ロッキーは、イタズラをすることが悪いことと知っていましたし、母に叱られることも知っていました。
母に叱られることを知りながら、あえてイタズラをしていたのには、
彼なりのしっかりとした理由があるのです。
私たちは、それを、理解するように努力しました。
それから、ロッキーは、イタズラをしないようになりました。

そして・・・
ロッキーも、ルークも、
他のワンコたちとの出会いや遊びの中で、「犬社会」の健全で楽しいお付き合いが出来る子に育ちました。
犬同士のご挨拶を経て、即、上下関係を理解し、無用な争いを避け、
他のワンコもいたわりながら、楽しく遊ぶことが出来る子に育ちました。
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いま、この子たちは、
何を考えているんだろうか、何を求めているのだろうか、
なにが哀しいの? なにが辛いの? なにが言いたいの?
あの子たちは、決して無理を言いません。
私たちにとって「我儘だ!」と思えることでも、なにか、その理由がある筈です。

あの子たちには、
心、穏やかな、健やかな、楽しく、幸せな時間を、過ごしてほしいのです。
そのためには、叱ることもしてきましたが、
やっぱり、こころ豊かに暮らしてほしいと願い、毎日を過ごして来ました。

あの子たちに、こころ穏やかで豊かで幸せな時間を過ごさせたいと思えば、
親である私たち人間が、考え方を改めなければならないのではないかと、
なんとなく感じていました。

そして・・・いま
この子たちは私たちの願いに応えてくれていると、確かに感じます。
こんな幸せな時間をくれてありがとね!ロッキー♪ルーク♪
by ro-lu-leon | 2008-09-04 14:33 | ロッルーレオンな日 | Comments(10)